8月31日-9月1日に愛媛県の地域おこし協力隊向け研修の講師をさせていただきました。
最初に結論から言うと、今まで一番記憶に残る凄まじい研修でした。何と言っても愛媛県の地域おこし協力隊のみなさんのノリの良さ…。あれはもう「チャラい」としか表現できない(笑)。とにかくみなさん元気で、笑顔の絶えない研修でした。
研修のスタートは、ゲスト講師の講演。今回の講師は私と、石川県で地域おこし協力隊をされている渡辺ゆみこさん。この渡辺さんもメッッッッチャおもろい人で、衝撃を受けました!講義もおもろかったけど、懇親会の時は20倍くらいにおもろくなってました!(大阪出身のポテンシャル思い知った…)
講義では、地域おこし協力隊コーディネーターの大切さと課題についてお話させていただきました。地域おこし協力隊コーディネーターは必要だけど、継続性をしっかりと考えていかないと絶対につまづく。そんな課題意識を持っていることを、ありのままにお伝えしました。香川県でもまさにそうですが、コーディネーターの事業自体はとてもご評価いただいていて、各自治体からも「ぜひ続けてください」と言われることが多い。でも、実際にそれを続けようとすると、必ずぶつかるのが「誰がやるの?」という問題。最近では「うちの県でもコーディネーターを導入します!」とお話いただくことも多いのですが、しっかりと長期的な視点を持って「誰が責任を持って長期的にやるのか?」を議論してからでないと、絶対に続かない。そんな想いを込めてお話させていただきました。以下、当日発表資料(コーディネーターの課題部分)を一部抜粋します。
香川県地域おこし協力隊コーディネーターには3つの課題があります。
1つ目は「必要性の確立」まだまだ認知度の低いコーディネーターの存在。「相談しよう」と思っていただくためには、地道に結果を出し続ける必要があると考えています。
2つ目はOBOGとの繋がり。徐々に卒業生の数が増えてくる香川県において、しっかりと準備をしていきたいところです。
3つ目の課題「事業の主体」が最も大きな課題。ここをしっかり考えないと、本当に続かない。
「誰が地域おこし協力隊コーディネーターをやるのがいいのか?」3つのパターンを考えてみました。①今の私のように地域おこし協力隊が担う場合。②行政職員が担う場合。③民間が担う場合。それぞれのメリットデメリットを考えます。
私の現時点での結論は、、、民間が担うのが一番良い。というものです。やはりノウハウが蓄積していくということと、傾向や実情に、敏感に反応できる民間のスキルを活かしたコーディネートができるということが、隊員・行政・地域にとって一番効果的なんだろうと考えています。しかし、課題もあって、その際の人材&人件費をどう捻出するかということと、おそらく低予算で、事業性は見込めないでしょうから、どの民間団体がどこまでコミットできるかについては疑問が残ります。その部分については、香川県でもこれから詰めていく部分。しっかりと議論して、継続性を探っていきます。
講義のあとは、自治体職員同士、協力隊同士の意見交換会があったり、パネルディスカッションがあったりと盛りだくさん。それでもみなさん最後まで元気いっぱいで、楽しい研修の時間になりました。
研修の後は恒例の交流会。愛媛県の場合は宴と表現した方がいいかもwwwそれくらい盛り上がりました。BBQからの部屋飲み。長い夜だった…。写真載せたいですが、なんかコンプラ的にマズそうなのでやめときますwww(うそ!健全でしたw)翌朝、うまみくんが外で寝てて、びっくりしたってことだけ報告しておきます!笑
2日目は久保さんの講義に感動。パワポを使わずマイク一本であそこまで引き込まれたのは久しぶり。久保さんが3年間着実に活動を続けてこられた賜物だと思います。本当、TEDを見てるようだった。
この後も研修は続いたのですが、私は所用のため途中退席。もっと参加していたかったのですが残念。でもまた愛媛に遊びに行きたい。そう思える出会いがたくさんある研修で、私が一番勉強できたんじゃないかなぁと思うほど。お声がけいただいた愛媛県のみなさん、地域おこし協力隊のみなさん本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。
コメントを残す