地域とのコミュニケーションは生命線
地域おこし協力隊にとって、地域住民の方と良好なコミュニケーションを取る事は非常に大切なことだ。
挨拶をすることや相手の話をきっちり聞くなど、基本的なコミュニケーションのお作法を実践しながら、地域と少しずつ信頼関係を築いていくべきということは言わずもがなである。
基本的なコミュニケーションができないと地域では暮らしていけないといっても過言ではない。
コミュニケーションを通じた信頼関係づくりは地域おこし協力隊にとっての生命線でもあるのだ。
地域との信頼を生むもう1つのコミュニケーション
地域との信頼関係を作り出すには、会話というコミュニケーションに加え、体験を共有するというコミュニケーションも存在する。
信頼関係を構築する時、お互いに同じ時間を過ごすのは非常に重要なことだ。
これまで地域住民と関わる機会の無かった地域おこし協力隊は特に意識して地域住民と同じ時間を過ごすことをしていただきたい。
同じ時間を過ごして、体験を共有することで、地域住民と良質な信頼関係を築くことができるのだ。
体験を共有は、それほど難しいことではない。
例えば、地域の草刈りを手伝ったり、寄り合い参加したりすることで体験を共有することはできる。
こうした体験の共有の中から、自然と地域おこし協力隊の人となりを地域住民の方に理解してもらえ、信頼関係につながる。
例え、自身が取り組むべき地域協力活動と関係の少ない分野の業務であったとしても、体験の共有のために時間を割く事も必要だろう。
しかし、この時注意すべきは、かける時間のバランスである。
草刈り等の業務没頭し過ぎても本来の取り組みがおろそかになってしまう。
しっかりと自分のやるべき事を念頭に置きながら、バランスの取れた時間配分で取り組むべきだ。
生命線ともいえる地域とのコミュニケーション。
決して会話術だけではないということ、決して口が達者な人だけが地域と信頼関係を築けるのではないことを理解しておくべきである。
地域の方は地域おこし協力隊の言動全てをよく見ている。
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