3月9日三重県庁の変態公務員、平尾晃一さん、奥村克仁さんにお声がけいただき、三重県の地域おこし協力隊のみなさんを前にお話させていただきました。

三重県の県庁所在地の津から車で約2時間。「どこまで連れていかれるんだろう…」と若干不安に思っていたら、会場の御浜町に到着。御浜町地域おこし協力隊の活動拠点は、もともと保育所だったということもあり、その面影がいたるところに。なんだか懐かしい。

約20名の方にお集まりいただいて研修スタート。お隣の和歌山県からも多くの地域おこし協力隊が来てくれていました。秋吉の出番はトップバッターということで、挨拶もそこそこに60分間お話させていただきました(だいぶ、早口になって50分くらいで終了したことは内緒)。テーマは「なぜ、地域おこし協力隊が起業する?」。地域おこし協力隊として2年半、どんな想いでどんなことをしたのか?また、なぜ起業したのか?なぜ人材業界にチャレンジすることにしたのか?などなど、少しでもみなさんのお役に立てるように、一生懸命お話させていただきました。

講義の後は質疑応答。ありがたいことに、たくさんの方から積極的にご質問いただきました。今回も「起業の時の気持ち」や「ヒトデへの手応え」などへの質問が多く、やはりみなさん自身の事業を創り上げることに興味があるのだなぁと。ヒトデの取り組みに共感してくださる方もいらしゃって、「何か一緒に出来たらいいなぁ」と思える出会いもありました。あー来てよかった!

お昼を挟んで、午後からは岐阜県恵那市の地域おこし協力隊OB中田誠司さんのご講義&ワークショップ。地域密着で活動してきた中田さんの処世術のレベルの高さを目の当たりにしました。こんな優しい笑顔で、緻密に色んなことを考えながら行動している中田さん。恐るべしです。

朝の10時から始まって16時まで。がっつり一日の研修にみなさんクタクタになりながらも、普段なかなか交流できない仲間と一緒にとっても楽しそうに取り組まれてました。「なぜ、地域おこし協力隊になったのか?」「どんなことをしたいのか?」「地域の人たちと協力し合いながら、前進するにはどんな心がけが必要なのか?」などなど、真剣に議論して、脳みそにたっぷり汗をかく時間になったのではと思っています。講師として参加させていただいた私でしたが、例によって逆にたくさんの学びをいただきました。みなさま本当にありがとうございました。そして、お疲れ様でした!!!

研修の後はもちろん懇親会。ここで隊員同士の距離がさらにグッと縮まりました。こういう機会をどんどん積み重ねていくことで、お互いの信頼関係が生まれて、自然と連携する仲間ができていきます。香川でもこういう最初のきっかけづくりを特に意識して取り組んだことを思い出しました。

さらに懇親会の後は、ホテルで平尾さん、奥村さん、中田さん、私で日付が変わる頃まで語り合うという…。みんな疲れとお酒で「地域おこし協力隊と結婚は似ているっ!!!」という謎の議論を延々としておりました。独身の秋吉、今日一番の学びはこの時間だったかもしれませんw そんなこんなで1日が終了。いやぁ濃密な1日でした。楽しかったー!ご参加いただいた地域おこし協力隊のみなさん、三重県庁のみなさん、中田さん、本当にありがとうございました!今後ともよろしくお願いいたします。

▼伊勢神宮でのひとり旅写真