11月20日総務省にお招きいただき、「地域おこし協力隊意見交換会」なるものにゲストスピーカーとして参加させていただきました。
地域おこし協力隊も創設から10年が経ち、今後も制度として維持向上させていくための転換期を迎えているようです。そこで学者や行政職員、有識者、協力隊OBOGで意見交換する機会を設けて、さらなるブラッシュアップを図ろうとしています。
そんな中、光栄にもお話いただく機会をいただきまして、これまで香川県の地域おこし協力隊コーディネーターとしての活動内容と課題について発表させていただきました。大学教授や総務省、農水省、その他関係団体の皆様方という錚々たるメンバーの前でプレゼンでしたので、かなり緊張しましたが、なんとか無事に終えることが出来ました。
プレゼンの後は皆様と意見交換をさせていただきました。総務省としても、今後も継続して積極的に制度を運営をしていきたいと考えており、過去10年の経験を踏まえて、今後はどんな対策が必要かというディスカッションが行われました。色んな内容が出ましたが、ここでざっくり書くと(秋吉が覚えていること)…
★県単位のフォロー体制の必要性
・知識、ノウハウが蓄積できるような、都道府県レベルでのフォロー体制
★コーディネーター人材の必要性
・中間支援を担える人材
★受け入れ体制の充実
・地域おこし協力隊の受け入れに際してのガイドライン
★他団体との協力体制
・親和性の高いJICAとの連携
★協力隊のキャリア支援
・キャリアの見える化
・起業支援の在り方
・起業以外のキャリア支援の在り方
などなど、かねてから議論されてきたこともあれば、新たに視点が加わったものもあります。いずれにしても、かなり本質的で有意義なディスカッションになったと感じています。今後もこうした機会を継続して設けていくそうですので、今回議論されたことがきちんと現場にまで反映出来たらいいなぁと思っております。
総務省のみなさん、貴重な機会をありがとうございました。
コメントを残す